「子どもがバイオリンを習い始めるのは何歳からが良いの?」
「何歳から弾き始められるのだろう?」
バイオリンレッスンを受け始めるのにおすすめの時期や、小さい頃から始めるメリット、保護者が知っておきたいこともまとめていきます。
■子どもはバイオリンの習い事を、何歳から始められる?
3~5歳が適齢期と言われます。
4歳・5歳が始めやすいのではないでしょうか。
ねいろバイオリン教室では、4~6歳から習い始める生徒が多いです。
■早く習い始めれば良い、という訳でもありません。
1/32サイズのとても小さい分数楽器も存在し、2歳から始める子もいます。
しかし、楽器を振り回す、レッスンに集中できないなど、子どもも保護者も負担が大きいかと思います。
■小学校1年生から始めたら遅いのか。
音楽大学時代、周りに聞いてみると、殆どの友人や先輩・後輩がバイオリンを始めた時期は3~4歳でした。
しかし、「私は小学校1年生から始めたから、遅かったんだよね。」と話していた後輩は、音大の特待生でした。
小学校1年生からのスタートは一般的には遅めですが、未就学児よりも理解力があり、指示も通りやすいのは良い点だと思います。
■中学生以降や、大人でもバイオリンを始められます。
中学、高校、大学の弦楽部やオーケストラ部に入部して、バイオリンを始める人もいます。
社会人でも、アマチュアの管弦楽団などがありますね。
幼い子どもに比べて理解力があるため、楽器の扱いや楽譜の読み方がスムーズに進めますよ。
確かに、子どもの頃から始めた方が、身体が柔らかく、吸収・成長もしやすいため、音感や姿勢、演奏テクニックはより身につきやすいです。
しかし「今から始めても遅い。無理だ。」など悲観する必要は全くありませんよ。
日々の練習で、何歳からでも弾けるようになります。
■バイオリンを習い始める目安
立っていられる
バイオリンのレッスンは、譜面台の前に立った状態で行います。
1~4までの数字が分かる
4本の弦、弦を押さえる4本の左指、4つの指番号、4拍子、4分音符などを扱います。
左右が分かる
左手でバイオリン本体を、右手で弓を持ち、別々に動かして演奏をします。
片手ずつの指導もあります。
先生とコミュニケーションが取れる
先生の指示を聞き、指示通りに動けるのはもちろん、レッスンの態度だけではなく、ご挨拶やコミュニケーションが取れることも大切ですね。
■バイオリンを小さい頃から始めるメリット
・音楽は脳の発達に良い影響がある
指先を動かしたり、左右で違う動きをするバイオリンもまた、脳の活性化につながります。
・耳は幼児期に急激に発達する
聴覚の発達の黄金期に、音感を養う事ができます。
・集中力が身につく
ねいろバイオリン教室では、最短30分からレッスンを行っております。
「もっとできるよ!」「もっとレッスン受けたい!」と未就学児の生徒たちがよく言っております。
・協調性が育まれる
ピアノや、弦・管楽器と合奏する楽器なので、リズムやハーモニーを合わせたり、コミュニケーションを取ったりする能力を育てることができます。
■バイオリンを選ぶメリット
・分数サイズ
体の成長に合わせてサイズアップをしていくため、一発で良い楽器を悩んで購入しなくて良いところがメリットともいえるでしょう。
サイズアップを機に少しずつ相性の良いバイオリンに近づいていくのも良いかもしれません。
・持ち運びができる
ピアノの人からは、「自分の楽器が持ち運べて良いな」と、よく言われます。
どこでも演奏が出来ること、たくさん練習した自分の楽器で本番の演奏ができることは、本当に嬉しいメリットですね。
持ち歩くことで、楽器が弾けるアピールもできて良いなと、羨ましがられます。
・日常生活で活躍できる
ピアノに比べて習っている人が少ないため、話の種になったり、たくさんの人に覚えてもらったり、嬉しい交流に繋がりやすいです。
友達や学校の先生方が応援してくれて、授業や学園祭などでも、活躍の機会を与えて下さったりもします。
また、誕生日や結婚式、お葬式など、大事な人の大切な時を、演奏で寄り添うこともできます。
■バイオリンが上達しやすい子
・バイオリンが好き、興味がある
ねいろバイオリン教室では、「バイオリンがひきたい!」と、熱意を持ってやってくる子がいます。
音楽・楽器経験がなくても、練習を重ねれば弾けるようになります。
・コツコツと練習を継続できる子
指が上手く動かない、譜読みが苦手、などという生徒でも、「バイオリンや先生や音楽が好きだから、もう少し頑張ってみる。」と継続していき、理解力がついた小学校高学年以降から、伸びるスピードが上がるタイプの子もいます。
・歌やダンス、音楽が好きな子
音感やリズム感があると、演奏しやすいです。
・素直に先生の指示を聞き、すぐ実行できる子
素直に吸収していける子は、楽しみながらどんどん伸びていきます。
■保護者が知っておきたいこと
・自宅練習が必要
残念ながら、週に1度の30分のレッスンだけでは、弾けるようになりません。
教えてもらったことは、復習をしないと忘れてしまいます。
ご自宅で、レッスンの復習・練習を繰り返ししましょう。
・幼いうちはサポートが必要
覚えることが多く、難しいことなどもあるため、始めはレッスンや自宅練習をサポートしてあげましょう。
基礎の土台を固めることが出来れば、小学校中学年くらいから、1人で集中してレッスンや自宅練習をこなすことが出来るようになります。
ねいろバイオリン教室では、早い生徒は未就学児のうちから、1人で真面目にレッスンを受けています。
・子どもの感情のサポートも重要
「嫌だ」「弾きたくない」など言い出すこともあるでしょう。
無理やり弾かせて、バイオリンが嫌いになると、バイオリンに触れさせることすら難しくなる場合もあります。
また、保護者の心が先に折れてしまうパターンもあります。
嫌々練習をするのではなく、音楽を聴いて親子で楽しんだり、お気に入りの練習グッズを揃えたりしながら、楽しく充実した自宅練習の工夫をしてみてください。
・子どもの身体の成長に合わせた、楽器のサイズアップが必要
下取りして下さる楽器店もありますので、ご家庭に合う楽器選びが出来ると良いですね。
■バイオリン
ねいろバイオリン教室では、音楽・楽器未経験の親子でも、バイオリンが弾けるようになります。
上達に関しては、習い始めの時期よりも、練習の量や質です。
コツコツと取り組み、一緒にバイオリンを楽しみましょう。
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